9月10日午前0時過ぎ、愛知・名古屋市内にあるブランド品の買い取り・販売店でカメラが捉えたのは、周囲をライトで照らし、ブランド名を連呼しながら現れた2人組。
どちらもフードを目深にかぶっています。
すると、持ってきた大きなかばんに商品を詰め込み始めました。
2人は次から次へと商品を回収。
10分ほどで通路はブランド品であふれかえりました。
そこに集められていたのは、エルメス・ケリーのバッグ約332万円、スパンコールがあしらわれたシャネルのショルダーバッグ105万円など、盗まれたのは超高級なブランドバッグばかり。
その被害総額は、何と約2000万円分。
カメラには、泥棒が「ヴィトンだ!ヴィトンだ!」「下(1階)エグい!ヴィトンのゴートや!」「エルメス、エルメスが…」と超高級なブランド品のバックをかき集める様子が記録されていました。
約15分滞在し、しっかり品物を選別していると、警備会社から警察に通報が入り、警察官が到着したことで慌てて逃げていきました。
しかも、ここは2日後に開業を控えた、まだオープンしていない店。
開業直前に被害に遭ったことに対し、店長は「スタッフと一生懸命頑張って準備していたので、悲しさと今後も不安な気持ちです」と話しています。
9月12日にオープン予定でしたが、窃盗被害に遭ったことで、16日現在もまだ営業ができていない状況です。
被害に遭った店は警察に被害届を提出したということです。
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