早くも真夏のような日差しが照りつけていますが、今年はどこか懐かしい「アームカバー」が日焼け対策グッズとして売り上げを伸ばしているそうです。若い世代に人気ですが、日焼け対策だけではない理由がありました。
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24日、東京都心では最高気温32.6℃を観測し、今年一番の暑さとなりました。街で見かけたのは、腕を覆うアームカバーです。
暑い中、なぜ着けているのでしょうか。
「日に焼けるのやだから」
「シミができますから」
理由は日焼け対策でした。
「車乗ってる時には、1月とか2月からずっとやってます。5、6枚はあります」
アームカバーといえば、腕貫という名前で知られ、事務作業や農作業などで服の袖が汚れるのを防ぐ物というイメージでしたが、今は日焼け防止アイテムとなっています。
さらに、若い世代の間では、ラメ素材やニット地のものなど、アームカバーは、新しいファッションとして浸透しているのです。
「日焼けも対策できるし、ファッションにもかわいく入れられるので、いいなと思って。(目的は)日焼け対策が4割で、ファッションが6割」
ニット素材を5つ持っているという女性は――
「夏でシャツだけだと、つまんないなと思って」
――きょう気温高いですが、着けていてどう?
「そんなに…短いやつを一応選んでるので、そんなに(暑さは)感じないです」
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気温に負けない熱い人気ぶりは、原宿のお店でも――
WEGO原宿竹下通り店 吉田雪絵さん
「こちらがアームカバーですね。入荷してもすぐ売れちゃって、何種類あっても、すぐ売れますね」
今年4月ごろから売れ始め、10種類あった在庫が今は1種類のみになるほどの売れ行きといいます。
WEGO原宿竹下通り店 吉田雪絵さん
「Y2Kファッションがはやっていて、そこからルーズソックスがはやって、それが手にもきた」
2000年代に流行した懐かしいファッションを取り入れた「Y2Kファッション」。当時、大流行したルーズソックスを足ではなく、腕に着けるのが今、トレンドだといいます。
実際、街には、ルーズソックスとアームカバーの両方を着けている達人もいました。
「ルーズソックスの生地と同じ感じの(アームカバー)が欲しい」
クシュクシュとした形にすることで“細腕効果”もあるというのが、若い世代に人気の理由です。
素材も豊富で、レース素材のサンプルをスタッフが試着しました。
スタッフ
「レースなので、通気性もよくて、夏場でも活躍しそうです」
今後、さらに種類を増やす予定だといいます。
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アームカバーは、300円ショップでも人気です。
THREEPPY マロニエゲート銀座店 與儀あゆみ店長
「気温も上がってきて、先月に比べて、今月はお買い上げの方も増えている。10代から50代くらいの方に、幅広く購入されています」
幅広い年代に受け入れられているといいます。
客
「おしゃれな感じであれば、日焼けが気になるので買ってみたい」
店では人気の高まりを受けて、今年から種類を増やしているということです。
(2022年6月24日放送「news every.」より)
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